クレジットカードを作成する際、どのクレジットカードを作成するか迷うと思います。
私も以前どのクレジットカードが良いのか分からず、とりあえず色々作って試してみました。
キャンペーン目的であったりポイント交換ルート開拓だったり無料ゴールドカード作成だったりと、気付けばこれまでトータル20枚以上作成していました。
このページではそれらのカードを実際に使ってみて、ポイントの還元率や使い勝手などいろいろな面を総合してオススメのクレジットカードとその使い道を私が実行してみた内容をもとに紹介します。
細かい内容(あまり使わないサービスなど)を省いてメリット・デメリットのみを記載していきたいと思います。(それでも長くなってますが・・・)
おすすめカードについて
「管理人が使ったことがある」かつ「お得だったオススメ」カードについて、メインとサブに分けて紹介していきます。
メインカード(年間使用額に依らず)
以下はメインとしてオススメのカードです。付与されるポイントが多い、ポイント消化がしやすい、また付加サービスが魅力的なものになります。
基本的に管理の手間のかかるカードのほうがお得になりますが、手間がかからない順に紹介していきます。
楽天カード
メリット:
- ポイント還元率が1.0%と高還元
- 「楽天ポイント」はクレジットカード以外でも貯める方法があり、貯まりやすく使いやすい
- 貯まったポイントをクレジットカード支払いに充当できる
デメリット:
- 公共料金の口座振替でのポイント還元が0.2%
「まず1枚目に作成するクレジットカード」であれば楽天カードがオススメです。ポイント還元率は1pt/100円と高め。また、面倒なポイント消化も使用できる店舗・方法が多いため、煩わしさがありません。より高還元を狙う場合や、電気や水道の支払いの場合還元率が0.2%に下がるためお得にするには以降のカードが選択肢になります。
リクルートカード
メリット:
- ポイント還元率が1.2%と高還元
- 「リクルートポイント」はPontaポイントやdポイントに手数料なしで交換可能
デメリット:
- 電子マネーチャージはポイント対象外(nanaco、suicaは月3万円まではポイント付与対象。ただしnanacoはnanacoチャージの紐づけ登録できなくなっている)
ポイント還元率が1.2%と楽天カードより高還元。他のカードだとポイント付与対象外の場合が多いsuicaへのチャージでの使用も月3万まではポイント付与され、ポイントが貯まりやすいのが特徴。貯まったポイントはPontaやdポイントに交換できるため使い道も多いです。
ただし、最初に貯まるのがリクルートポイントでありポイントを他ポイントに交換するにはひと手間(それぞれのポイントアカウントとリクルートアカウントとを紐づけ&都度交換手続きをする)がかかります。
逆に、ポイントを貯める→交換する、というところには達成感があります。交換先のPontaやdはそこからさらにいろいろなポイ活に使うことができるポイントなので「これからポイ活を初めてみたい」といった人には非常にオススメのカードです。
メインカード(年間に一定額使用する場合)
年間に一定額以上使用する場合に、メインとしてオススメのカードです。付与されるポイントが多いことに加え、一定以上の使用で追加でポイントが付与されるものになり、その場合より高還元でのポイントがもらえます。
JQ CARD エポスゴールド
メリット:
- 貯まるポイント「JRキューポ」は各種ポイントへ手数料なしで交換可能。
(Vポイント/Pontaポイント/Gポイント/永久不滅ポイント) - 年間使用金額によりボーナスポイント付与。
50万以上で2,500pt(還元率+0.5%)/100万円で10,000pt(還元率+1.0%) - 「選べるポイントアップショップ」で登録した店舗だと還元率1.5%
デメリット:
- 入手が大変。平カードからゴールドに切り替えるにはインビテーション(招待)が必要。
- 基本ポイント還元率は0.5%と低い。
- 永久不滅のポイントへの交換には対応する別のクレジットカードが必要。
- 基本還元率が0.5%なので100万円まで使わない場合、還元率が低い
手間はかかるが、キャンペーンを駆使すると還元率が高くなるオススメのカードです。
基本還元率は0.5%のため、還元率を上げるには「年間使用金額によるボーナスポイント」と「選べるポイントアップショップでの使用」を活用する必要があります。両方適用で最大還元率は2.5%になります。
陸マイラーさんにも有名なカード。VポイントとJRキューポはどちらからも交換可能なため、
Vポイント→JRキューポ→永久不滅ポイント→ANAマイル
と交換していくとANAマイルが貯まります。永久不滅ポイントへの交換は後述の「JQ CARD セゾン」が必要です。
JRキューポはVポイントに交換可能で、Vポイントは使えるお店が多く消化に困らないはず。また、ウエルシアグループでは毎月20日にTポイント使用で1.5倍買い物ができるキャンペーンを開催しており貯まったTポイントはウエルシアで使うのがオススメです。(ただ私は近所にウエルシア店舗がないため実際に活用できたことがないです。ウエルシアさんの山口県への進出を期待しています・・・)
※2024年5月より、ウエルシアグループで毎月20日に1.5倍貯まるポイントがTポイントからWAON POINTに変更となりました。
JQ Cardエポスゴールドを作成する場合はまずエポスカードを作成するのがオススメです。
三井住友カード NL ゴールド
SBI証券での投信積み立て用に活躍。
SBI証券の投信積み立ては平カードだと最大0.5%、ゴールドだと最大1%還元。ただし最大還元は条件あり。(参考リンク)
通常は年会費が5,500円かかるが、年間100万以上使用すれば以降の年会費無料となります。
100万円以上使用するとボーナスポイントが10,000ポイント付与されるエポスゴールドと似たサービスがあるが、投信積み立て分や一部電子マネーへのチャージが対象外のため、エポスゴールドより達成が難しい。(エポスゴールドはtumiki証券での投信積み立ての金額が対象、口座開設は面倒だが)また、付与されるポイントは「Vポイント」(旧Tポイント)で、クレジットカードへの支払いへの充当や他ポイントへの交換が可能。ただ他ポイントへ交換する場合はポイント数が下がることもあるため注意。私は貯まったVポイントは「Vポイント→JRキューポ→永久不滅ポイント」のルートに流したうえで「永久不滅ポイント運用サービス」に突っ込んでます。
サブカード
以下はサブとしてオススメのカードです。用途が目的によって特化しているカードになります。
マネックスカード
ファミペイアプリへのチャージ用その1 マネックス証券での投信積立用
還元率が1%、電子マネーへのチャージもポイント対象、国際ブランドがJCB(のみ)と、ファミペイアプリへチャージに適している。※2024年9月6日よりファミペイ含む電子マネーへのチャージでポイント付与対象外へ(参考リンク)
マネックス証券で投資信託積み立て購入でも1.1%付与されるためそちらをメインに利用中です。2022年10月からはポイント投資サービスも始まり、活用の幅が広がります。
電子マネーへのポイント付与が対象外となったものの基本還元率は1%、貯まったポイントはいろいろなポイントへ交換可能なため使えるカードの1つです。
ファミマTカード
ファミペイアプリへのチャージ用ファミリーマートでPOSAを購入するときにマネックスカードの月額チャージが不足したときに使用。これまではマネックスカード(月2万上限)で事足りていたが、楽天証券で楽天キャッシュでの投資信託購入で楽天ポイント付与が始まりマネックスカードだけでは足りなくなってきたため使用。
マネックスカードでのファミペイチャージがポイント付与対象外となったためファミペイチャージ用に使用中。(ただ楽天キャッシュは楽天Edyからのチャージをメインで使っており、ファミペイでのキャンペーン参加するときくらいになったので使用頻度はかなり下がりました)
還元率は0.5%なので普段使いには微妙です。
セゾン・アメリカン・エクスプレス・ゴールド
キャンペーン参加用 & 特定店舗用。
通常は年会費が11,000円かかるが、以前あったキャンペーン年会費無料で取得できたカード。
アメリカンエクスプレスで頻繁に行われるキャッシュバックキャンペーンの際に使っている。
→2024年9月現在、有用なキャッシュバックキャンペーンがほとんど来なくなっている
JQ CARD セゾン&セゾンGOLD
JRキューポから永久不滅ポイントへの交換用&投信積立用
JRキューポから永久不滅ポイントへの交換はJQ CARD セゾンがないと交換ができない。
1年間未使用だと年会費がかかるが、国際ブランドをアメックスにしているため頻繁にあるキャッシュバックキャンペーンで使えばほぼ問題なし。JQキューポから交換した永久不滅ポイントは「永久不滅ポイント運用サービス」にて使用中。
また、JQ CARD セゾンは「大和コネクト証券」「セゾン投信」「セゾンポケット」で投資信託の積立ができます。購入時のポイント付与はない※ですが、セゾンGOLDのボーナスポイント(年間利用金額が50万円以上で2,500ポイント、100万円以上で10,000ポイント付与)の利用対象となるため、投信購入で最大1%のポイントがゲットできます。
セゾンGOLDの還元率はボーナスポイントも含め、上述のエポスゴールドと似ているためメインカードとしての使用もおすすめです。
以前はオススメしていたカード
三井住友カード プラチナプリファード
メリット:
- 通常還元率が1.0%
- 貯まるポイントは「Vポイント」
- 年間使用金額によりボーナスポイント付与。
100万円で10,000pt(還元率+1.0%)/最大40,000ptまで(400万使用) - 「プリファードストア」で使用した場合、還元率が最大+9%
https://www.smbc-card.com/nyukai/platinum-preferred/special-store/index.jsp
→ファミリーレストランやコンビニ等が+6%と高還元 SBI証券での投信積立で積立額の5%ポイントが付与される
→月5万円の積立だと、毎月2,500ポイントを得ることができる
→投信積立での付与に条件が付き、最大でも3%還元と還元率ダウン
デメリット:
- 年会費が33,000円と高く、それ以上のポイント付与を受ける場合のハードルが高い
→年間160万円以上&SBI証券での投資信託を月5万積み立てできれば、単純に1%還元のカードを使った場合と比較したときに年会費がペイできたうえでお得になる
→年会費のもとを取るには投信積立除いて年間300万円以上の利用が必要となり、ハードルが上がりました
ポイ活の場合はSBI証券での投信積立を行うことが前提のカード。月5万の積立で年間30,000ポイントをもらうことができます。ただ、それでも年会費で足が出ます。
残りの3,000円分をポイント付与年間使用額が大きい場合にオススメのカードで、100万円使用で10,00ポイント付与となりトータル2%還元になるため、家賃などの大型出費がある場合におすすめ。
逆に利用額が少ない場合(100万に満たない場合など)は年会費より得られるポイントが少なくなってしまうので微妙になります。その場合は年会費無料で還元率が1%以上の楽天カードやリクルートカードがおすすめです。
上述のとおりSBI証券での投資信託でのポイント付与が大幅に下がりました。(参考リンク)
年間利用300万はマストのためかなり厳しくなりました。SBI証券での投資信託購入は三井住友NLゴールドカードで、通常使用は年会費無料で還元率が1%以上の楽天カードやリクルートカードがおすすめです。
まとめ
これまで使ってみて良かったクレカをまとめてみました。評判が良くてまだ作っていないクレジットカードも多いので、いろいろ試していきたいと思います。(本ページは定期的に更新予定です)
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